第二三部 「全殺の使徒」「あれ?クロスさん?シールさん?」周りをみると、誰もいない。慌てて周りを探しても、シールはいなかった。 とりあえず、{時の伝言}を残して、クロノはクロスの後を追った。 そのころ、シールは男と連絡を取っていた。 「まずい。ターゲットが神の領域へ、神の閲覧から行っちまった!どうする!いくらオレでも行けねえよ!!」 男が答えた。 「大丈夫だって!だって、お前は、{全殺のシール}って呼ばれて、あの方のお気に入りなんだぞ。でも、お前が瞬殺するから、あの方はつまらないつまらない~って行ってるんだぞ!どうしてくれんだ!」 「そんなこと言われても・・・ってどうするよ!!」 「・・・・、大丈夫。万が一全部の神を招集してこっちに攻めてきても、オレの壁で殺すよ。」 「そうか。どうやら今も制作中らしいな。」 「ああ、先ほど{原理壁}を作ったばっかだ。でも、相棒がもう一つ作るって言い出して、また作ってる。{原理壁}は、壁シリーズで1番の壁だ。で、これからできあがる壁が最強になる。まあこっちは任せな。そっちはそっちで何とかするんだな。そっちまで取れは面倒みきれねえ。」 「そうだな・・・。お前らの作り上げる壁はあの方の次に強力だからな。」 「おい!あの方に失礼だ!」 「まっ!いいや。それじゃ頑張ってくれよ!{左手のたく}さんよ。」 「おい!待て、ちゃんと本名で言え!それに、相棒の名前も言え!オレらは一心同体なんだから!!」 「ああ、わりぃ。じゃな、{左手のたく}に相棒の{右手のマッチョ}さんよ。」 すると、画面の奥の方で声が聞こえた。 「だれか、よんだぁ~?」 「ちくしょー!オレの名前は本名で言えって、行ってるだろうが!!{左手のたく・たけし}だ!!!」 「じゃ。」 そこで、黒い城の兵との連絡はとぎれた。 移動の接続書 クリックして次の物語へ・・・。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|